施設警備の業務

施設警備員の仕事内容に関する所感

警備の仕事のなんたるかについて思うこと多々です。ホワイトカラー数十年の果てに夜間清掃を5年経験、しかる後に施設警備に就いて1年半が経過します。これまでの経験を踏まえての警備に対する所感は『警備は究極のサービス業』であるということ。職業に貴賎も上下も無いと言うが、立場としは「清掃」より弱い。というのが実感。

清掃には成果物が厳然と存在します。いわゆる綺麗になったという事実。それが警備にはありません。何事も無くてあたりまえなのが警備なのです。周囲からは、何事も無いように警備している姿が時に、「何もすることが無い仕事」と見られる場合があります。

こんな場合、あれもこれも警備員さんがやって欲しい・・・となり仕様を超過した業務内容になることも。

施設警備員の仕事は人間的に

警備の仕事のあり方について、S先輩曰く、究極のところ警備の仕事は人間的であることが肝心であると言います。規則・マニュアルに縛られた警備業務に警鐘を鳴らします。

単純に言って、周囲から見た場合、警備員の存在は空気のようなものかのしれません。時に仕様を盾に、得意先の小さな要望を片っ端から否定して悪い空気になるよりも、人間的にある程度受け入れて、信頼ある空気としての存在感を増すほうが会社にとっても自身にとっても良い場合があるように思います。

これに対して、自身の仕事をまずキチンとこなすこと。他人(関係者)の都合を損酌してはきりがない。とは、同僚T君のスタンス。かなり割りきった考えのご様子。いずれにしろ、一担当者の立場から責任者の立場になった時に真価を発揮するのがS先輩の言だと思います。

労働衛生の向上と人間的であること

『警備の仕事は人間的であることが肝心』。この思想は施設警備員間の「職場の空気」を良いものにする上で不可欠でもあります。職場環境を左右する人間関係。良き人間関係こそ施設警備員がチームとして機能する上で必要なことだと思えてなりません。労働衛生の改善と向上にも、S先輩の思想は有益であると思います。

『警備の仕事は人間的であることが肝心』。そう主張するS先輩の言は、人間は意味に生きる動物であることを想起させます。人間的発想と行動が周囲からの評価を得て、仕事のやりがいと生きがいを生みます。生きがいある職場での笑顔こそ、労働衛生向上のバロメータではないでしょうか。